HOME > 賃金 > 既に高い人、査定が悪い人まで定昇することが問題なのだ

既に高い人、査定が悪い人まで定昇することが問題なのだ

定昇の問題点は既に高い人や査定が悪い人にまで昇給を行なうことです。

定期昇給とは、年齢や勤続年数などに応じて、予め定められた賃金表などによって毎年賃金が「自動的」に上がっていく仕組みのことです。多少の抑制や頭打ちはあるものの、50代になっても定昇が続くことが第一の問題です。現在の50代はオイルショックやバブルのときにインフレ昇給の恩恵に浴しています。そもそも給料が高いのです。能力の伸びも鈍化しています。それなのに更に賃金が上がるのです。

一方、バブル崩壊後に入社した20代後半や30代前半はどうでしょうか。初任給からどれだけアップしていますか?結婚して家族を養えるだけの賃金になっているでしょうか。

第二の問題は査定が「D」のできない社員であっても、1年経てば年齢や勤続年数は当然伸びて一定の昇給が保証されるということです。SやA評価の人だけが1年で5歳年をとったり、3年勤続が延びたりということはありません。