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賞与・人事評価はどうあるべきか?

■ 当社にとっての「いい仕事」とはコレだー

中小企業が賃金・人事制度の見直しを行なう際には、まず、当社にとっての「いい仕事」とは何かをはっきりさせる必要があります。

中小企業の経営者は忙しい。社員に手取り足取り教えている時間はありません。基本的なことを教えた後は本人任せとなってしまいます。そして良い成果が出なければ「ダメなヤツ」というレッテルを貼ってしまうことが多いようです。「後からバッサリ斬る」という評価方法が広く行われていいます。これでは、経営者も社員も不幸ではないでしょうか。当社にとっての「いい仕事」、「仕事の上で自分が何をなすべきか、要求されていること」を社員がしっかり理解していることは会社の発展と社員の成長それぞれにとって第一の条件だと思います。

当社にとっての「いい仕事」とは当社の業績を左右する最も重要な事項のことです。当社の利益はこの項目で成り立っている。これをしっかりやって欲しい!そして、これを重点的に評価の対象とするのだーと社員に公表して欲しいのです。この項目をしっかりやれば厚く報いるという当社の旗色を鮮明するのです。

例えば、製造業では、

○ 職務能力
○ 生産性
○ 不良率
○ 5S
○ 勤務姿勢

卸売業であれば、

○ 粗利の予算達成
○ 粗利の大きさ
○ 重点商品・重点顧客
○ 在庫回転率
○ 勤務姿勢

などです。これらの項目を夏冬の賞与のたびに査定し、賞与に反映します。

そして、賃金改定の際には過去2回の賞与査定を踏まえて、昇給を決めます。何年かの査定を総合して、昇格や役職への登用を判断します。これで賃金・人事制度の基本的な枠組みはでき上がります。